2)『日本とヨーロッパにおいてのペット事情の違い』 それは人間社会においてペットの占める立場になります。 そして、仔犬の売られ方にも見られ、簡単に言うと日本でのペットは商品的な要素が強く求められ、ヨーロッパでは家族としての求められる要素が強いからです。 ヨーロッパでは日本のようなペットショップの存在は無く、犬を飼う場合は専門ブリーダーからのみなのです。 そんな流れの仔犬達はすべて親犬の元に長い間いることができれことになり、最低でも45日間以上(1ヶ月半以上)は母犬の十分な母乳と愛情を受けながら、兄弟犬と戯れる時間をたっぷり取りながら過ごせることができます。 動物保護法が規定された現在も日本のペットショップでは…第1回目のワクチン前の生後30日に満たない仔犬が母犬から引き離され、1匹でゲージに入れられているケースが多々あります。 一部のペットショップを除いて、大部分のところでは、1日中ゲージに入れられっぱなしで、生命を保つため以外の処置は何も施されず、衛生的に問題があるペットショップもある様子です。(勿論、これらの事に非常に気を使っているペットショップもあります) この話しの根底に、仔犬を作出するブリーダーの意識レベルも目的は販売での収益であるから、仔犬に手間をかけられない、小さければ小さい時期に出してしまうなどの勝手な理由にペットショップより酷い扱いをしているところもあります。 ペットショップであれ、ブリーダーであれ、犬を生き物としてよりも製品として扱ったり、市場で叩き売りしたりする現状がある限り、愛情不足…情緒不安定な仔犬は大量に生産され、結果としてそのような犬が人間社会で人間に寄り添い、人と信頼関係を築き、セラピードックとして活躍できる可能性は薄いと考えます。(誤解のないように申し添えますが、あくまでヨーロッパ等と比較した話しであって、現在の日本では優良なペットショップやブリーダーもたくさんあります) 仔犬の性格形成において、最も大切な時期にこのような環境で育った犬が成犬になり、人を噛む、吠えまくるなどの威嚇行動、または逆に極度の恐怖症になるなど人間を煩わせる問題犬になったとしても、そんな犬には何ら非は無いのです。 原因の90%は生育環境にあると言っても過言ではないでしょう。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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