会社の同期の女との話だ。
ここでは彼女をＮ子ってしておく。
Ｎ子、何と言うか姉御肌な奴で、同期入社で同い年のくせに何かと口うるさい。
仕事できるし、少々ムカツク時もあるけど、こっちが折れて上手くおだてて頼れば、結構いろいろとやってくれるので、活用して重宝している。
さて、とある金曜、仕事終わった後、転勤者の送別会で会社の連中と飲みに。
別派閥の奴だったから深入りしてはマズイと思い、適当なところで帰ろうとしたが、「次、行こうか」とＮ子に捕まり、強制連行された。
こんな感じでＮ子とは何度か付き合わされ、二人で飲んだことがある。
大体は俺は彼女の愚痴聞き要員。今回もそう。
Ｎ子、酒は底無しなんだな。
アパートには俺の帰りをPS2が待っていたのだが、二人で飲みに行くと、普段は威張ってるＮ子が、「〜はどう思う？」なんて俺に聞いてくる。
仕事ではそんなこと言われたことないのだが。
まあ、会社で上司に、
「お前は釣りバカのハマちゃんだな、ただし釣りのできないハマちゃんだ。」
と言われた事のある俺。
そんな取り柄のないダメ社員の俺。
そんな俺に飲みのときは甘えてくるＮ子。
何とも気色悪い、もとい、悪い気はしない。
飲んだ。
その日のＮ子はいつにもましてかなりハイペースだった。
俺は初期.....続きはこちら→続きを読む