めいちやん☆ 【☆★切恋歌☆★】 彼を好きだと気づくまでに 時間はかからなかった。 体育の時間 男女が偶然同じになり 1000ﾒｰﾄﾙ走をした時… 大「俺が走んの見とけよ！」 華「んー…やだ(笑)」 大「見とけって！」 華「わかったわかった～」 話かけられただけで ﾄﾞｷﾄﾞｷのあたし。 大輝は速かった。 途中であたしを見て 笑顔で手をふってくれた。 その時あたしは胸が 痛くなったのを覚えている。 大「な！速かっただろ？」 そうちょっと笑って聞く彼に あたしはわざと 華「べっつにー(笑)」 と答えた。 大「じゃ、お前 俺に勝てよ？」 華「は？馬鹿じゃん。 あたし女なのに 勝てる訳ないじゃん…！」 大「わり！お前女 だって忘れてたわ(笑)」 華「うっざー(怒) いいよ！あたし頑張る！ もし大輝に勝てたら… 帰りにﾖｼｺﾏﾝｼﾞｭｳ おごってよね！」 ﾖｼｺﾏﾝｼﾞｭｳとは学校の 近くにある駄菓子屋の おばちゃんが作って くれるｸﾚｰﾌﾟみたいなもので あたしの学校では かなり流行っていた。 大「おぅ！全然いいぜ？ 絶対無理だけどな(笑)」 あたしは体中の力を 足に送って一生分を 走るつもりで走った。 でも、勝てなかった… 大「な！言っただろ」 華「頑張ったのにな…」 大「おごってやろーか？」 華「え？本当に？」 大「うっそー(笑) 代わりにお前がおごれよな」 華「えぇ～！やだよ！」 大「おごれよ～！」 そう言って大輝は あたしの頭を くしゃくしゃにした。 その時に気付いた。 あたしこの人が 好きなんだって！ 1/23[編集] W42H 222.7.57.119 [ﾚｽをする] [最新順][古い順] ﾚｽはありません ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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