公認車検(改造申請･構造等変更検査登録)とは

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公認車検とは？

　公認車検とは、簡単に言うと、違法改造車から合法改造車に認可を取得することです。

　そのためにはまず…

　改造申請：実施された(予定の)改造が、法律(道路運送車両法の保安基準)に適合するか、書類を作成提出し、書類審査を申請します。

　審査が無事通過し認可が下りれば…

　構造(記載)変更検査：改造車を実際に運輸支局に持ち込んで、申請通りに改造が行われているか、また、車輌のその他の部分も保安基準を満たしているか検査を受けます。

　すべて合格なら…

　構造(記載)変更登録：必要書類を提出し、改造による変更等が車検証に記入され、登録完了となります。

　公認車検を一度取得すれば、車検が近くなると憂うつになったり、取り締まりをいつも気にしてビクビクする必要はなくなります。

　(新たに改造を行えば、再取得が必要になります)

　ご自慢の愛車に乗るなら、堂々と乗れる公認車の方がいいですよね。(^-^)v

　公認車検の必要な改造

　原動機
①型式の異なるエンジンを乗せ換え
②エンジンの総排気量を変更　　　

　動力伝達装置
①トランスミッションの変更
　例．ＡＴ⇔ＭＴ，５速⇔６速
②プロペラシャフトの変更　
③ディファレンシャルの変更
　例．２ＷＤ⇔４ＷＤ　　　　
④ドライブシャフトの変更　

　走行装置
①アクスルの変更
②車軸の変更　　

　操舵装置
①操舵方式の変更　
　例．左右ハンドル位置変更
②操舵軸数の変更　
　例．ハイキャス取り外し
③リンク装置の変更
　例．ナックル取付置変更

　制動装置
①制動方式の変更　　
　例．ドラム⇔ディスク・ブレーキ
②駐車ブレーキの変更
　例．兼用type⇔ドラムインディスク

　緩衝装置
①サスペンション種類の変更

　例．コイルスプリング⇔リーフスプリング⇔トー
　　ションスプリング⇔エアーサスペンション⇔ハ
　　イドロサスペンション

②緩衝装置の懸架方式の変更

　例．リーフスプリング、ブラケット、シャックル
　　の変更

　　　(リーフスプリングの枚数を増加する変更を除く)

　　．サスペンションアーム又はナックルサポート
　　の変更

　　　(コントロールアーム、テンションロッドは不用)

　車枠の改造
　例．ラダーフレームの逃げ加工

　車体の改造
　例．モノコック構造の車の長さを変更　　　　

　　．モノコック構造の車の形状(箱形)を、オープ
　　ン(幌型)やピックアップに改造

　公認車検の分類

　構造変更検査(改造申請が必要)：車検の再取得が必要となります。有効期間は検査を受けた日より２年間です。
　《対象となる項目例》
　●全幅、全高、全長変更
　●エンジンスワップ
　●ボア・ストロークアップ
　●エアーサス⇔バネサス
　●ディスクブレーキ⇔ドラムインブレーキ

　記載変更検査(改造申請が必要)：車検の再取得の必要はありません。車検の有効期間は短縮されず、車検証に記載された日までとなります。
　記載変更検査は通常の車検ラインは通らず、改造部分のみの検査を受けます。
　《対象となる項目例》
　●AT⇔MTミッション
　●5速MT⇔6速MT
　●4WD⇔2WD
　●アッパーアーム・ロアアーム変更
　●ハイキャスキャンセル

　継続検査(改造申請は不用)
　継続検査は車検満了１ヶ月前より車検を受けられます。車検有効期間は２年間です。
　《対象となる項目例》
　●一般車検

　●インジェクター(電子制御キャブを含む)⇔ソレ
　ックス、ウェバー等の機械式キャブレター ※

　●スポーツ触媒 ※

　※車検取得の際に、排ガスレポート(公的機関から
　発行された自動車排出ガス試験成績表)が必要で
　す。車検前は、排ガスレポートを携行していれば
　公認扱いとされます。

　公認車検(改造申請･構造等変更検査登録)のご依頼、またご不明な点やご質問などがございましたら、何でもお気軽にお問い合わせ下さい。

広島市佐伯区城山1丁目15-13
㈲カーメイク
☆Tel 082-943-0122
☆Fax 082-943-0065
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