大きくなったね1/2ﾍﾟｰｼﾞ目
散歩日和
公園で一人、
ベンチに座り読書
ふと昔の事を
思いだし
「あれから、何年だろう・・・」
未来のトランクが、本来いるべき場所に帰り数年が立ち
自分自身
未来のトランクと同じぐらいの年齢
声も
身長も変わり
今なにしてるんだろうと
思いにひたる
遠くから
「悟飯さん！」
名前を呼びながら近づいてくる
薄紫の髪をなびかせ
元気良く近づいてくる
「やぁ、トランクス」
赤ちゃんだった、トランクスが成長
「なにしてるのー？」
「本を読んでたところだよ」
にっこり微笑む
つられてトランクスも微笑み返してくる
「悟飯さんが、読む本ってむずかしいよな！」
「そんな事無いよ、トランクスも読む？」
「い、いやいいよ！俺は！」
現代のトランクスは
すくすく育っている
性格は、多少違うが
外見声すべて同じだ
じろじろとトランクを見る
「なに？悟飯さん」
「な、なんでもないよ？」
「ねね！悟飯さん、アイスおごって！」
「しかたないな」
トランクスにアイスを渡す
嬉しそうに受け取る
「ありがとう～♪」
嬉しそうに受け取り
アイスを舐めだす
まじまじと
アイスにほおばるトランクス見つめる
口の周りに、アイスを付け
うまく食べられていないトランクス
「もートランクスってば」
付いている、
アイスをハンカチでふき取る
「ありがとうｖ」
再び食べ始める
その唇
その顔
すべて、僕が奪った
君は、何も抵抗せずに
でも、今目の前に居る
トランクスは、
まだ綺麗なまま
もしかしたら、
未来のトランクスさんの
未来が現実になってしまったら
君は、辛い現実を受け入れなくてはならない
僕の死
家族の死
一人で何もかも背負い
一人戦わなくてはならない
＜＜重要なお知らせ＞＞
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