俺である為に1/1ﾍﾟｰｼﾞ目
そっくりね！！
当たり前だろ
同じ人間なんだから
ただ
育った環境が違うだけだ
俺は、何不自由なく育てられた
もう一人は
重い過去を
背負って居る
地獄の毎日を過ごしてきたに違いない。
過去未来
分かれ道
違う未来
違う過去
俺が、存在していなかったら。
愛する人は生まれてこなかった。
こうして
喋る事も触れる事
愛を確かめ合う事もできなかっただろう
現に
もう一つの
世界では存在していない。
そんな未来は嫌
考えたくも無い
明るい未来が無かったんだ。
だから今だけは
俺の大切な者を
お前に貸してやるよ
「ありがとな」
「なにがですか？」
照れくさそうに言う
いきなり
ありがうと言われ
何がなんだかわからない。
「あんたが。居なかったらーー」
「悟天君は、存在していないですよ…」
「なんで。分かるんだよ」
「目を見ればわかりますよ、俺ですから」
といい、くすっと笑う
違う世界を見てきた
「俺が居なかったら…」
言葉が、ハモる
同じ細胞
だけど育った環境が違うから
すべて違う
だけど、同じ人を好きになってしまう
これも
運命・・
それも運命
＜＜重要なお知らせ＞＞
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